安宅祐一(古谷一行)は、女子大英語科の人気教授。十数年前に妻・景子(順みつき)と別れ、以後独身。一人娘の雪子(早見優)を男手ひとつで育ててきた。女子大生の雪子は、おかげで8時の門限を強いられている。ある夜、隣家からガラスの割れる音が。隣は空き家のはず、泥棒!と早合点した雪子は110番。ところが“犯人”は隣家の主の弟、ニューヨーク帰りの版画家・寺島芳人(古尾谷雅人)で、鍵を失くして石を投げたのだと分かった。恐縮する雪子。一方、祐一は芸術家くずれと嫌悪を示す。その祐一は、映画エッセイストの岩木高子(久保京子)と大人の付き合いをしている。高子は最近テレビにも進出し、なかなかの売れっ子。彼女のことは雪子にはまだ話していない。それが高子にはさみしい。芳人が隣家の窓越しに自分をスケッチしているのを察した雪子は、彼のことをはっきり意識し始める。だが芳人は妙に無愛想...
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